せいちゃん(仮名)2才が電車のミニ絵本を持っていました。

あっくん(仮名)3才がそれをみつけて指さしました。

せいちゃんは一度、あっくんに絵本を渡したのですが、「やっぱり大事!」と思ったのか、すぐさま取り返しました。

あっくんは急に取り上げられたのでビックリして泣いてしまいました。

あっくんはお母さんのところにいって泣きました。

そして、お母さんに励まされて、勇気を出して もう一度、せいちゃんの前まで歩いてきて 「か し て」 と言いました。

「だめー」 せいちゃんは貸してくれませんでした。

あっくんは、また泣いてしまいました。

 

こんな時、大人なら、つい介入したくなりますよね!?

でも、せいちゃんのママはせいちゃんの気持ちに寄り添うことにしました。

「今は貸したくないんだね」

あっくんのママもあっくんの気持ちに寄り添いました 。

「貸してほしかったね」

この日はここまで。

 

せいちゃんのママは「貸してあげられる優しい子になって欲しい」と思いました。

あっくんのママは「がまんできる強い子になって欲しい」と思いました。

 

今日はムリでも、いつか…。

大人はつい結果を急いでしまいます。

大人の手で絵本を貸し借りして 「ごめんなさい」 「いいよ」 と言わせて解決していませんか?

しかし、解決しているのは大人の気持ちなのかもしれません。

子どもは悲しい、悔しい、もどかしいなど、一つ一つ色んな気持ちを自分で消化してゆっくり成長するのだと思います。

2人のママはそれを知っていたのですね。

BY: ふ〜ちゃん