コラム15:「危機的状況における遊び 子どものくらしに関わる人のためのガイド 」紹介

こんにちは!

NPO法人そとぼーよ代表の本道です。(親子ひろばではりょうちゃんです)

そとぼーよは、「お外であそぼう!」と呼びかけていく団体ですが、コロナウイルス感染拡大防止のために、今は皆さんに呼びかけていくことができません。

オンラインの親子ひろば「うちぼ~よ!」も開催してはいますが、とてももどかしい日々に、自分達にできることは何なのか、問い続けています。

 

先日、IPA(子どもの遊ぶ権利のための国際協会)  から、コロナウイルス感染の世界的な拡大に対して、子どもが遊ぶことの重要性を改めて訴え、世界各地の人々の遊びに関する実践をサポートするためのガイドが発表されました。

 

「IPA 危機的状況における遊び 子どものくらしに関わる人のためのガイド」

https://www.ipajapan.org/playincrisis

 

危機的状況における遊ぶことへの重要性、サポートの仕方

家でのうるさい、または破壊的に見える遊びへの対応の仕方

スクリーンタイムと遊びのよりよいバランスの見つけ方など

 

お子さんと向き合う上でとても大切なことが、具体的にわかりやすく書かれています。ちょっと長いのですが、ぜひ読んでみてください!

一部抜粋して、ご紹介しますね。

 

「知っておいてもらいたいことがあります。子どもは、みなさんがいつもパーフェクトな親であることを必要とはしていません。子どもたちが必要としているのは、みなさんが愛してくれて、見守ってくれていると感じることです。」

「時には、子どもがつまらなさそうにしていることがあってもよいのです。いつも、大人が子どもを楽しませなければいけないということはないのです。」

「外出自粛の生活で、しんどい思いをしている方もいらっしゃると思います。ですがいつもより長い時間を子どもと一緒に過ごすことは、子どもの遊び方を理解するとてもよい機会でもあります。」

 

そして、そとぼーよから皆さんにお願いがあります。

今の子ども達の様子を素直に感じて、そして覚えておいてください。

 

日常に戻れた後、私達大人は失われた、止まっていたと感じてしまった時間を取り戻そうと、親切心や愛情から、今まで以上に子ども達の時間を奪ってしまうかもしれません。

今この間も、子ども達が遊びながら、たくましく成長していく姿を忘れないでいましょう。

 

何かに不安になってしまったら、その気持ちをシェアしましょう。

子育ては親だけではできません。 一緒に一歩ずつ子ども達と共に進んでいきましょう。

 

BY:りょうちゃん